2007年09月23日

伊勢参り

伊勢参り
この連休は相方と伊勢に来ている。一生に一度、いや二度だったか、お参りすべしと云われる伊勢だが私は初めて。聞けば相方は幼い頃、一度訪れたことがあるという。一昨晩の仕事の後、夜行の「ムーンライトながら」に乗って名古屋に移動し昨日の朝、相方と合流した。相方は一昨日の夜から名古屋に泊り、二人部屋を取っておいてくれたのでチェックアウトまでの僅かな時間、仮眠を摂った。
昨日の内に近鉄特急で伊勢まで移動。昨夜は早めに休み、今日は早朝に起きて朝靄の残るくらいの間にいざ伊勢参り―のつもりでいたが仲々寝つけず、漸くうとうとしてもふとしたことで目が覚めてしまい、それが後に響いた。

今朝は6時には外出するつもりがおよそ四半日遅れ。結局宿を出たのはお午近くになってからだった。午前中には二つの正宮、幾つかの別宮と猿田彦神社など伊勢参りの粗方を済ませ、午後は鳥羽辺りまで足を伸ばしてみたいと思っていたが、日暮れまでにどうにか両の正宮を巡るので精一杯だった。
宿を出てまず外宮へ。伊勢市の駅の近くにありながら、入口の鳥居を潜ると清々しい空気に包まれた。東京の明治神宮の杜に足を踏入れた時も似た様な感覚を抱いたが、更に緑の層が厚く、空気が濃い様だ。しかし、入口がすぐ目の前に見える参道脇にある某携帯電話会社の営業所は正直無粋だと思った。
外宮境内には別宮が幾つか奉られていたので風宮、多賀宮、土宮とお参りした後伊勢市駅まで戻る参道沿いの一件で名物という伊勢うどんを頂いた。
その後タクシーに乗り、まっすぐ内宮へ向かうつもりだったが途中で猿田彦神社が目に留まり、そこで降ろして参拝。更におはらい町をそぞろ歩く途中で赤福本店を見つけ、念願の作り立て赤福を食した。土産物の赤福も充分美味いが、出来立ての柔らかさは一味違う。一盆三個が少ないくらいだった。

おはらい町を抜けるとすぐ、内宮の入口が見えた。五十鈴橋を渡り境内へ入ると、外宮より奥が深く緑も濃いが空気は乾いた印象を受けた。ただ参道を進むと右手に五十鈴川の流れの面した処があって、天照大神の産道を伝う羊水に浸された様な気分になった。
内宮の正宮にお参りした後、境内の風白祈宮には寄らず近鉄の五十鈴川駅へ向かう途中で月讀宮にお参りした。この別宮は月讀荒御魂宮、月讀宮、伊佐奈岐宮、伊佐奈弥宮の四宮を一に祀るお宮で、夕暮の中献燈が灯る参道を歩いた為か一種畏怖を覚える荘厳さを感じた。

出遅れなければ巡れなかった他の別宮も含めもっと豊かにこの御神領を歩けただろうと思うが自業自得なので仕方がない。ユニークだったのは、正宮のみならず別宮も全て式年遷宮と呼ばれる所謂「お引越し」の場所が隣或いは付近に設けられていたことで、次期御敷地にお宮があったならまた全く異なる印象を受けただろう。次の遷宮は平成25年だそうなので、その後また参拝してみたい気持を抱いた。
明日はもう、帰る日になってしまう。楽しい時間はやはり、瞬く間に過ぎてしまう。


(出先にて携帯投稿の為、後刻編集予定)


posted by 紫乃薇春 at 23:58 | Comment(0) | TrackBack(0) | 旅記(仮)
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