2014年02月04日

立春

一年を二十四に分割する節気も一巡し、今日がその最初の暦。立春である。
毎年立春には立春であることを意識し、大抵はこんな具合に日記の材料にもしてきた。昨年も同様に日記を書いたのが、例年より最近の様な気がする。昨日のことの様―とまでは云わないが、加齢と共に月日の経つのが早くなるという一例である。
誰が云ったかは忘れたが、時の感じ方の差は分母の違いだと聞いたことがある。年数・時間・秒等、いずれにしても齢を取れば取る程分母は大きくなってゆく。1分の1ならばそれはその人の全てであるが、10000分の1であったり100000分の1であったりすればそれまで生きてきた中の一瞬に過ぎないであろう。それが全てだとは思わないが、確かに一理ある話ではあるまいか。

暦の上では今日から春だが、昨晩以来軒並冷え込んだ。今日の予想最高気温は摂氏6度で、昨日より10度も低いとのこと。長崎県北としては正に真冬の気温である。
「立春寒波」という、テレビ番組(ニュースだったか)での誰かの云い回しが妙に響いた。ありふれた表現なのかも知れないが、ツボを心得ている様に思う。
立春〜20140204
しかし風向きが変ったからなのか、暫く続いた大気の濁りが幾らか収まり、午後には久々に澄んだ青空が戻ってきた。主にPM2.5と呼ばれる汚染物質が一体どれだけ蔓延っているのかと思うが、気流の違いで大幅に量が増減するというのはやはり然るべき場所から押寄せているということなのか。そういえば先頃長崎県では、PM2.5が健康に及ぼす影響についての調査を行うことを発表した。大村市にある県環境保健研究センターが長崎大学病院等と連携し、向う3年間に亘り喘息患者の病状とPM2.5の相関関係を調べると共に、主な発生源―懸念される大陸からの飛来がどれほどのものか、また県内(国内)における自動車の排気ガスや煙草等による同物質がどの程度のものなのかについても探る模様。自治体が独自にこの様な調査を行うのは珍しいことらしいが、無用な力を背後に交えることなく、是非とも正確なデータを出して頂きたい処である。

夕方、桜の様子を観に須佐神社を訪ねた。
立春〜20140204
2月上旬のソメイヨシノは、既に蕾が芽生えてはいるがまだ小さく、硬い。しかしこの立春寒波のおかげで、今年の桜は綺麗に咲いてくれるのではないか。
今年は引越の話も出ており早ければ年度末にも―と相談していたが、少なくともこの春の転居はなさそうだ。計画を立てるだけ立てながら、結局来年或いは再来年になるかも知れない。
引越したら転居先で新たな桜を探すつもりだが、少なくとも今春のさくらプロジェクトにおいては恐らく、この数年見続けた須佐のソメイヨシノをまたマイ桜に選ぶことになりそうだ。

今夜はいつも飲む野菜スープに加え、根菜の煮物を炊いた。立春にその様なものを食す風習が殊にある訳ではないが、大根にしろ馬鈴薯にしろ今が一番美味しい季節。おまけに身体を温める働きもあるらしく、寒いこの時期有難いことである。
立春〜20140204
風邪はもとよりインフルエンザ、ノロウィルス等まだまだ猛威を奮う季節。不用意に罹患することのない様、自身で出来ることは心掛けて過ごしたい。
posted by 紫乃薇春 at 23:05 | Comment(0) | 日記
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