2012年07月16日

Blue,white or grey?

2012年7月16日(月)16時16分、長崎県佐世保市の空。
空と海〜20120716
梅雨末期(恐らく)の気紛れな空模様。この時刻には偶々止んでいたが、直前まではしとしとと歯切れの悪い雨が降り続いていた。また、撮り終えて歩き出すと間もなく大粒の雨が降り始めた。その後も降ったり止んだり、時折青空が覗き陽が差したかと思えば数分後には白み始め、瞬く間にどす黒く濁って大粒の雨が叩きつけるという塩梅である。
ウェザーニューズによる「ソライロの日」というこの企画は2010年の8月から行われているそうで、来月の16日に2周年を迎える。尤も個人的に初めて参加したのが昨年の7月からで、今回で丁度1年が経ったことになる。毎月16日の16時16分に空の写真を撮り、その時の天候や気温等の状態を添えて報告するというもの。この1年間毎月欠かさず参加していた訳ではないが、自身のの当時を振り返る参考にもなるのでこの半年くらいは自分なりにまめにリポートをして来られたと思う。
30分後の16時46分通りすがりに目にした同市の気温は28度。確かに気温自体はさほど高くはないのだろうと感じたが、とにかく湿度が非常に高く蒸し暑い。今日に限らず日中の気温は大して上がらないものの夜間も殆ど下がらず、連日熱帯夜にうなされている。

ところで今日は「海の日」。国民の祝日としては比較的新しく、1995年に制定された(施行は翌1996年から)。当初は7月20日であったが、2003年のハッピーマンデー制度導入以降は7月の第3月曜日となった。
物心つき始めた時分にはまだ存在しなかった祝日であり個人的にはいささか馴染みの薄いものであるが、以前より「海の記念日」という記念日(※祝日ではない)は存在したらしい。尤も同記念日が設けられた経緯は「1876年(明治9年)、明治天皇の東北地方巡幸の際、それまでの軍艦ではなく灯台巡視の汽船「明治丸」によって航海をし、7月20日に横浜港に帰着したことにちなみ、1941年(昭和16年)に逓信大臣村田省蔵の提唱により制定された」(Wikipedia)とあり、いささかこじつけと思えないこともない。むしろ海開きの行われる時期になぞらえた日と云う方がまだしっくり来る気がする。
面白く感じたのはWikipediaに載った「海のない県の対応」で、「奈良県では、海の日と同じ毎年7月の第3月曜日を「奈良県山の日・川の日」とすることを条例で定めている」とのこと。その他の内陸県(埼玉県・栃木県・群馬県・山梨県・長野県・岐阜県・滋賀県)については記されておらず、どう対応しているのか、海はなくとも祝日としてだけは認めているのか、詳しいことは知らないが興味ある処ではある。

海の日と云って別段泳ぎに行く訳ではなく、まあ昔は海水浴や潮干狩等を楽しみにしていた頃もあるが、この年齢になると日灼けはなるべく避けたいし、潮干狩や磯狩をしても採れたものを食す訳でもない。近頃は専ら観賞の対象として行くことが殆どである。
但し、佐賀県の有明海沿岸の浅瀬には馬刀貝が多数棲息しているらしく、馬刀貝と云えば子供の頃図鑑で知って以来名前の由来ともなった細長いユニークなその形状の虜になったものだ。しかし残念なことに生まれてこのかたまだ一度も生きた馬刀貝というものを間近で見たことがなく、いずれは見てみたいと思っている。
それはさておき、こんな豹変し易い天気の日にわざわざ海を見に行くのは相当な物好きだろう。第一水位が上がれば危ないし、有明海だの玄界灘だの遠い処まではさすがに行く気がしない。
とは云いながら、ソライロリポートに出たついでに早岐まで足を伸ばしてみた。

途中雨足の非常に強まることがありしくじったかと思ったが、程なく小止みになった。
海に面した佐世保市において早岐は一見内陸の様だが、実は市街地を縦断する国道に沿う様に海岸線が横たわっている。所謂早岐瀬戸である。
空と海〜20120716
一見やや幅の広い河川の様だが、大村湾と外海を結ぶれっきとした海(海峡)であり、潮の目と呼ばれる一際くびれた箇所を中心に思いの外激しい潮流がある。大村湾と外海の水位の変化に伴い潮の向きもまた変る様だ。潮の目については以前平戸八景を巡った時にレポートしたので、詳しくはそちらを御参照頂きたい。
残念ながら潮の目に架かる観潮橋が工事中の為派手な覆いが施されており、景観としては今ひとつであった。

荒れた天気も日没前の驟雨で一段落したらしく、その後青空が広がり始めささやかな夕焼けを演出した。
海と云って早岐瀬戸ではあんまりだと仰る方の為に佐世保駅に寄道して、港の夕景を撮ってみた。いや、これもあんまりか。
空と海〜20120716
ウェザーニューズからメールが届き、本日15時頃日本の南海上で台風7号が発生したとのこと。今後は九州の西を北上する見込み。一見回復したかに見える空だが、じきにまた崩れてしまいそうだ。


posted by 紫乃薇春 at 23:53 | Comment(0) | 紫夜(投稿)
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