2012年03月23日

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ノーベル文学賞の選考を行うスウェーデン・アカデミーのノーベル委員長・ペール=ベストベリー氏(78)が3月21日、故・安倍公房が同賞の受賞寸前であったことを明かしたとのこと。
また同氏は「三島由紀夫は(安倍ほど)高い位置まで行かず、井上靖については非常に真剣に討論されていた」とも語ったとのこと。

結果的にはその後大分経って大江健三郎が受賞するのだが、こうした名前が並ぶとつい思い出してしまうのが倉橋由美子。大江作品も10代後半から20代前半にかけてよく読んだが、個人的には倉橋文学がより好きだった。安倍公房は独特の文体と世界は認めながらも、言葉が一句、或いは一字毎に停滞する様に感じて読み進められず苦手だった。
安倍はともかく、大江が受賞するなら倉橋は―と思わないでもなかったが、知名度その他の点において、ここに名前の挙がった中では最も同賞から遠い人だったのだろう。

近年、村上春樹氏に受賞の可能性があると云われているそうだが…正直ピンと来ない。


posted by 紫乃薇春 at 22:26 | Comment(0) | ことばたち
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