2009年03月29日

さがゆきフリーフォーム・セッション

2009年3月29日(日)
新井薬師前 Special Colors

【さがゆきフリーフォーム・セッション】

宵闇に包まれた新井薬師の地下の一室には主催者の村田直哉、ホスト役のさがゆきを初めとする様々な楽器或いはヴォイスを司る十数名が集結。企画の具体的な方向性を村田が当日になるまで示さなかった為「ああしたら良いのではないか」「こうしたら良いのではないか」としきりにお節介な発言をしてしまったが、与えられたおよそ3時間を前後半に区切り前半は事前レクチャー無しの「さがゆき即興ワークショップ」そのものであった。全ての演奏に村田が絡むという決まり以外は自主的にやりたい人が数人づつ出ての完全即興という形。各演奏が終る毎にさがゆきからのアドバイスが入る。嘗てのワークショップでも幾度も繰返された「出演者は全てソリストであり、他の人の支配下に入らない」「何をやっても良いが、本当に必要な音だけを出す」「ひとつの音を出す度に自分の寿命を1分、1時間と削る想いで」など、基本だが大切な指摘が幾つも促された。
後半は全ての演奏にさがゆきが絡み、前半のアドバイスも実を結んだのか皆ぐっと集中力の増した演奏が展開された。
その後余った時間はアンコールの体裁で、出たい人が何人でも出ての演奏が3つ程。厳しいことを云うならば、誰かの出した音に別の誰かが乗っかり、それが心地良いのでそのまま漫然と続いている様な処もあるが、音ひとつへの集中力が高まるとそれでも聴く甲斐のあるものが生まれる、そう聴こえた。

個人的には相変らず自身の置き処が定まらず貧相なグルーヴのままという歯痒さから抜け出せないままだが、それでも参加して良かったと思う。
この日の企画を設けてくれた村田直哉、身を削っても親身に即興演者を導くさがゆき、そしてこの日参加した全ての人に感謝したい。


posted by 紫乃薇春 at 23:54 | Comment(0) | 音楽
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。