2015年03月13日

【さくらプロジェクト】第3回つぼみ調査

毎週金曜日にウェザーニューズから届く筈のさくらプロジェクト「つぼみ調査」その第3回実施の通知を見越して、今朝も仕事帰りに須佐神社に立寄った。
いつもなら正午頃には届くお知らせが来ず、もしかしたら勇み足だったかと思ったが、1時間程遅れて午後の1時過ぎ、ふと気づくとメールボックスにお知らせが届いていた。尤も、つぼみ調査があろうとなかろうと、桜の様子を追い見守ることに意味のあるプロジェクトなので、無駄足ということは実の処ないのだが。


【第3回つぼみ調査】
報告するつぼみランクを今回「先が緑に」としたが、定点観察対象の蕾は未だ「先が黄色に」の範囲かも知れない(写真1)。

写真1第3回つぼみ調査〜20150313壱

しかしマイ桜のその他の蕾は既に穂先が剥けて緑の肌が見え始めているものが幾つもあり、マイ桜の全体像としては「先が緑」で正解ではないかと思う。

今回は参考に、別の蕾も撮ってみた(写真2)。

写真2第3回つぼみ調査〜20150313弐

こちらはより先がはっきり剥けている。マイ蕾(定点観察対象の蕾)の成長が比較的ゆっくりなのはより幹から遠い所為か、それとも僅かな日照の差によるものか。いや(写真2)と大差はない筈だが。

全景の写真を今回も載せておこう(写真3)。

写真3第3回つぼみ調査〜20150313参

湿度が高いのか空の青さがやや薄く、全体に白んで見える。この後夜半前後には一旦雨になり、明日はまた晴れるそうだ。
それにしても雪の舞う程冷込んだ先の週末から一転してこの一日二日は気温が急上昇しており、桜の成長に思わぬ弾みがついてしまうかも知れない。


ところで明日3月14日は所謂ホワイトデー。バレンタインデーと対で、或いはそれ以上に製菓会社の商魂に載せられている気がするが、「お返し」というという慣習が決して嫌いではないし、少なくともこの国に生れ育った身としてはごく自然な意識である様にも思う。
こちらに移り住んで紆余曲折の後、今の職場に身を寄せたのが昨年夏のこと。今年の2月14日は初めて迎えたバレンタインデーだが、何人かの同僚からチョコレートを頂けた。くれた方にだけお返しとして配ったのは、九州の製菓会社・千鳥屋のチロリアン。九州出身者なら知らない人はいないくらいの銘菓である。殆どの人が好き、ではなくても嫌いな人はそうはいないだろうという安心感。銘菓の割に単品ならば随分安価なことも、却って大袈裟でなくて良いだろうと思う。
本当は当日配りたかったが、生憎明日は仕事が非番の日であった。時には休みを返上したいと思うこともあるのである。
posted by 紫乃薇春 at 22:55 | Comment(0) | 桜プロジェクト

2015年03月08日

佐賀へ

先月半ばに佐賀へ行き、コメダ珈琲店に寄った際に気になるポスターを見かけた。佐賀交響楽団定期演奏会のお知らせである。曲目はワーグナーの楽劇『ニュルンベルクのマイスタージンガー』第1幕への前奏曲、珍しいハイドンのトランペット協奏曲、そしてドヴォルザークの交響曲第7番。
そういえば久しくクラシックの、殊にフルオーケストラの実演にも接していないな、と思った。帰りがけレジの前にチラシがあったので、参考にと1枚貰って店を出た。
それからずっと頭の片隅にそのことがあって、しかし最近まで今月の仕事の勤務指定がわからずにいた。日曜日は出番であることが多いので、余り期待は持たずにいた。
けれども先月末に漸くシフトが明らかになって、見ると丁度当日が非番になっている。おかげで今日、無事佐賀まで駆けつけることが出来た。実はいささか寝坊気味だったが、幸い家人も今日は休みで、珍しく高速道を飛ばして佐賀まで付合ってくれた。

会場は佐賀市文化会館。日曜日の為か開場が13時30分、開演は14時と早めである。
佐賀へ〜20150308壱
開場の時刻よりは少し遅れて、しかし演奏が始まるまでには充分間に合って、コンサートは聴かず佐賀の街散策を楽しむという家人とは後程待合せることにして、当日券を買い場内へ。駐車場はほぼ満車に近い感じだったが、客席には随分余裕がある。1階席にも空きはあるが敢えて2階へ上がった。久々のクラシックコンサートで緊張も少しあり、空いている最後列で寛ぎながら聴くことにした。


佐賀交響楽団 第38回定期演奏会

2015年3月8日(日)
佐賀市文化会館大ホール

ソリスト:金丸響子(トランペット)
指揮:今井治人

ワーグナーの楽劇『ニュルンベルクのマイスタージンガー』第1幕への前奏曲。
冒頭の和音と各声部の進行から力強く、明快なこの作品。途中調整の崩壊してゆく箇所もあるが、それすら確信を以て描かれる。正に勝利の音楽。実は実演では殆ど聴いたことがなく、今回殊に楽しみにしていた。
アマチュアのオーケストラにありがちな、抜けの悪い籠った音をしばしば感じるのが残念だが、楽曲は演奏を凌駕する。そんな好例だった。木管楽器が終始安定していたのも、この曲の中盤など実に活きていたと思う。歌劇、楽劇を問わずワーグナーが描いた全音符の中で最良の成果のひとつがここにある。某音楽評論家の決め台詞ではないが、聴いていて文字通り「目頭が熱くなった」。

実に不勉強ながら、続くハイドンのコンチェルトは初めて聴く曲である。知らずに聴いたらモーツァルトかと思う様な心弾む旋律に溢れているが、忽ち別世界へ飛んで行ってしまうのではなく楽想を吟味しながらじっくり展開する処がハイドンらしさか。
ソリストの金丸響子史は佐賀出身のトランペッターで、或いはこれが凱旋公演であるのだろうか。柔らかな音色を持ち、高音部は時として木管楽器を思わせる響きが独特である。ワーグナーに比べ小編成でのアンサンブルがソロ楽器を引立たせながら、決して只の脇役としての伴奏ではなく対等に会話し合い豊かな音楽的感興を生み出しているのが印象的だった。

約15分の休憩を挟み、メインプログラムはドヴォルザーク。
今回のこの、第7交響曲というのが少々ユニークな選曲である。よく知られる第9番(“新世界より”)或いは『イギリス』としばしば呼ばれる愉悦に満ちた第8番ではなく、確かにドヴォルザークの後期3大交響曲と呼ばれてはいるが、7番は愛称で呼ばれることもなく出番もやや少ない。しかし楽曲として劣っているかと云えばそんなことはなく、旋律美の大家であるドヴォルザークらしい魅惑のメロディーに満ち、8番よりも重厚で、構成の点では9番よりも整っている。まとまりが良過ぎてやや地味な点を除けば、ドヴォルザークの最高の作品のひとつであることは間違いない。
弦楽と金管楽器による第1楽章冒頭、ミストーン等もありやや乱れてしまったのが残念。演奏全般を通じて、木管楽器に比べ弦楽器は音が籠り気味であり、金管楽器は音程の維持に苦心している様に聞こえた。ティンパニ奏者は出過ぎず、常に全体を考えながら実に適切であるが、時にはバランスを無視して突抜けても良かったかと思う。良い意味でそれが他のパートの刺激になることもある。
曲頭いささか靄々としてしまったが、演奏が進むにつれ内圧が高まってゆく様な緊張感。籠った響きが次第に開かれてゆく。楽音に歓びが漲ってゆくのがわかり聴いていて慄えた。職業音楽家と違い、たったひとつの演奏会に向けて培ってきた情熱が全て注がれ、花開く。私も嘗て同じ立場にいたから、その歓びが身にしみる。
指揮の今井治人氏は佐賀大学の文化教育学部准教授とのことだが、技術的に万全とは云えないアマチュア・オーケストラから楽員達の自覚を喚起し、大ホール最後列までもダイナミックに伝わる響きを引出したその手腕は敬するに価する。


終演後、佐賀のゆめタウンにいるという家人と合流し、店内での買物と食事をした。
佐賀へ〜20150308弐
コメダ珈琲店にお礼参りに行きたい処でもあったが満腹になり過ぎ、断念。その代りではないが帰途に寄ったスーパーでさがほのかとチョコショートを買い、帰宅して夜のティータイム。さがほのかは酸味控え目で糖度が高く、何もかけたりつけたりする必要のない美味しい苺。チョコショートも正にチョコレートケーキの王道を行く味で、頗る満足した。

佐賀へ〜20150308参

posted by 紫乃薇春 at 23:25 | Comment(0) | 音楽

2015年03月06日

【さくらプロジェクト】第2回つぼみ調査/啓蟄

【第2回つぼみ調査】
掲載した桜の写真は、ウェザーニューズからつぼみ調査の案内が届くより前、今日の午前中に写したマイ桜の様子である。

【接写】
さくらプロジェクト〜20150306壱
前回同様、「先が黄色」い段階の蕾。その黄色い部分が幾らか増した気もするが、思った程の変化はない。この一週間、比較的気温の低い日が多かった所為だろうか。

【全景】も第1回調査時との違いは殆どない。
さくらプロジェクト〜20150306弐
尤も遠目の場合、花びらが見え始めるくらいまで蕾が成長しないと違いは仲々わからないものだ。前回調査後にウェザーニューズから届いたマイ桜の予想開花日は3月27日。勿論今後の気温や天気の推移によって予定日も前後してゆくに違いないが、早くても月半ばを過ぎないと見た目に明らかな変化はない様に思う。

今年のさくらプロジェクトでは、つぼみ調査は毎週金曜日から日曜日18時までとのこと。なるべく金曜日に調査及び報告をしておきたいと思っているが、調査の案内が届くのは大抵金曜日正午以降の為、仕事のある日はそれから(その日のうちに)マイ桜を訪ねるのが正直難しい。その為今朝の様に朝の仕事の帰りに神社を訪ね、前以てマイ桜の様子を見ておく様にしているが、するとどうしても撮影時間が朝方になり、譬え晴天であってもマイ桜は日陰にあって、始終曇り空の様な写真ばかりになってしまう。偶には陽光を浴びるマイ桜も撮りたいと思うが、少なくとも今月金曜日に仕事休みの日はない。

昨夜から空はやや厚い雲に覆われ、今朝も曇りがちの天気で、時折緩い陽が射すもののむしろ今にも雨が降るのではないかと思わせた。尤も水の香りは余りしなかったので、さほど湿気が立込めてはいなかったのだろう。
さくらプロジェクト〜20150306参
午後になると一転して眩い程の晴天に。しかし啓蟄とは呼べない程冷え冷えとして、やや強めの風が吹くと陽向に居ても温もりより寒さが勝った。この寒気がもう暫く続き、咲き急ぐ桜を思い留まらせてくれれば良いのだけれども。
ともあれ、暦とは裏腹に虫達が這出し飛交うのを見るには今少し、時間が要る様に思う。
posted by 紫乃薇春 at 23:47 | Comment(0) | 紫夜(投稿)

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